第45次派遣団出発の誓いを掲載いたしました。

 第45次派遣団松原団長による出発の誓いを以下に掲載いたします。

 新型コロナウイルス感染症対策における制限緩和の動きは進んでいるものの、コロナ前の日常に戻る日がいつ訪れるのかは未だ不透明です。第45次派遣団の橋本、中村、渡邉の3名の活動は、あんなにも当たり前だった海外渡航が、こんなにも困難な時代に逆戻りしてしまったことを痛感することから始まりました。刻一刻と変化する行動指針を見据えながらわずかな活路を見出し、現地担当者らと粘り強くミーティングを繰り返し、感染対策を盛り込んだ膨大な安全対策マニュアルを作成するなど、とてつもない熱量で準備を進めてまいりました。そしてついに、400を超える慶應義塾大学の公認学生団体の中で、コロナ感染拡大後に初めて海外渡航の許可を得ることができました。コロナで閉ざされた学生団体の海外渡航の扉を開けたと言えるでしょう。
 彼らは今、3年越しの悲願の海外現地活動のスタートラインに立っています。そして、これまでの大学生活では学ぶことのなかった”未知”を求めて世界に飛び出し、異文化に触れて新しい価値観を得て大きく成長することでしょう。彼らを応援する一人として随行し、その一端を見ることが出来ることは、私にとっても大変楽しみです。将来ある学生に、またとない学びの場を与えるべくご指導ご支援くださったすべての皆様に感謝を申し上げます。
 安全に気を付けて、そしてこのかけがえのない瞬間を目一杯楽しんできてください!

2022年07月14日